2016年から配信されているNetflixオリジナルシリーズ。
2021年現在第3シーズンまで配信中。
あらすじ
アメリカの片田舎ホーキンス。犯罪も少なく、住人の殆どは顔なじみ。マイク、ダスティン、ウィル、ルーカスの4人はいつものようにマイクの家で遊んでいた。その日の帰宅途中、ウィルは突如何者かに追跡され、そのまま行方不明となる。残されたマイクたちはウィルを懸命に捜索する中、不思議な少女エルに出会う。
ダークなスタンド・バイ・ミー
80年代のアメリカを舞台にした本作。
少年少女たちの活躍はスタンド・バイ・ミーを彷彿させ、それにクリーチャーホラーを加えたストーリーとなっている。
シーズン1では主に、マイクたち少年組、マイクの姉ナンシーたち青年組、ウィルの母ジョイスたち大人組の3つのグループで話が進んでいく。
謎のクリーチャー デモゴルゴン
シーズン1に登場するメインクリーチャー。
第1話冒頭で出現し、ウィルを拐い、以降も時折ホーキンスに出現しては襲っていく怪物。
初見だとスレンダーマン的なものかなと思ったけど、どちらかというとエイリアン味が強い。
命名は子どもたちがプレイしているD&Dの怪物デモゴルゴンから。
灰褐色の人形で、顔面は何もないのっぺらぼう型。
エイリアン:コヴェナントのネオモーフに近い外見。
実際には顔面全体が口で、花弁のように大きく開いて食らいつく。
非常に残忍で危険な肉食クリーチャーとして描かれ、外見も中々ホラーチック。
暗闇とともに現れ、独特の鳴き声を出しており一層恐怖を煽るものとなっている。
作中のカルチャー
D&D以外にちょっとした小ネタがいくつか見られる。
例えば、ウィルが行方不明になった場所をマイクたちは「闇の森」と呼んでいたり、ウィルの隠れ家の合言葉が「ラダガスト」だったする。
これはどちらもJRRトールキンの作品「ホビット」と「指輪物語」の地名と登場人物の名前だ。